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レンタルボックスとトランクルームの違い|どちらを選ぶかを解説

レンタルボックスとトランクルームの違い|1年の総額で比較

レンタルボックスとトランクルームは、呼び方の違いではありません。荷物が置かれる場所そのものが違います

この記事では3つのタイプの仕様を各社公式(2026年8月19日確認)で確認し、同じ荷物を1年預けたときの総額まで計算しました。温度や湿度の数値は、公式に記載のあるものだけを載せています。

結論

レンタルボックスは屋外のコンテナ、トランクルームは建物内の区画を指すのが一般的です。決定的な差は空調と補償の2つに出ます。

衣類・書籍・電子機器を預けるなら屋外は選べません。屋外コンテナは断熱仕様と通気孔はあるものの、空調はありません。逆にタイヤやキャンプ用品なら、車を横付けできる屋外のほうが実用的です。

そして段ボールに入る荷物なら、屋外型を選ぶ理由は「安さ」では説明できません。1年の総額は宅配型10箱で38,400円、屋外型(月額3,000円)で41,000円と、ほぼ並ぶためです。

屋内型と屋外型の両方を扱っているので、同じ画面で条件を比べられます。

ハローストレージ公式サイトのトップページ
出典: ハローストレージ 公式サイト(2026年8月18日時点)

郵便番号を入れるだけで空室と月額が確認できます。WEB申込で初期費用が割引されます。

目次

違うのは呼び方ではなく、荷物が置かれる場所

収納サービスは3つに分かれます。この3分類が、料金も補償も全部決めます。

レンタルボックス(屋外コンテナ型)

駐車場などに置かれた鉄製コンテナを1区画借ります。スペースプラスは公式に「各コンテナは断熱仕様で、通気孔も設置しています」と説明していますが、空調はありません。同社は「車やバイクなどの整備品や、サーフィン・スキー用品など場所を取るレジャー用品の保管に適しています」としています。

トランクルーム(屋内ビル型)

建物の中を区画で借ります。ハローストレージは屋内型を「空調設備やセキュリティ設備が充実」とし、「季節ものの衣類や、使わなくなった家具家電、思い出の品などの収納に適しています」と案内しています。

宅配型(段ボール単位で預ける)

そもそも場所を借りません。段ボールに詰めて集荷してもらい、倉庫で保管します。部屋を借りる契約ではなく、物を預ける契約なので、審査も解約予告もありません。ただし段ボールに入るものだけです。

まず「段ボールに入るかどうか」で分けてください。入るなら宅配型が候補に入り、入らないなら屋外型か屋内型の2択になります。

【比較】3タイプの仕様を公式表記だけで並べる

公式に記載のある内容だけを並べました。温度や湿度の具体的な数値を公表しているのはキュラーズだけで、他社は「空調設備」「断熱仕様」といった表現にとどまります。

スクロールできます
レンタルボックス(屋外)トランクルーム(屋内)宅配型
空調なし(断熱仕様・通気孔あり)あり(キュラーズは湿度を平均60%前後で管理)倉庫で保管
向く荷物(公式表記)整備品・サーフィン・スキー用品など場所を取るレジャー用品季節ものの衣類・使わなくなった家具家電・思い出の品段ボールに入るもの
搬入車を横付けできる台車とエレベーター集荷に来てもらう
契約の種類部屋を借りる契約部屋を借りる契約物を預ける契約
審査あり(保証会社)あり(保証会社の事業者あり)なし
解約の予告申し出た月の翌月末申し出た月の翌月末不要(最低保管期間3ヶ月)
各社公式サイトより(2026年8月19日確認)。屋外型の空調について「無い」と書いているのは、各社の説明が断熱と通気にとどまり、空調設備の記載が無いことによります。

屋外型と屋内型は、契約の面ではほぼ同じです。どちらも部屋を借りる契約で、審査があり、解約は申し出た月の翌月末になります。違いは空調と搬入のしやすさに集中しています。

やめるときの条件は、タイプを問わず先に見ておいたほうが安全です。

同じ荷物を1年預けると、総額は最大3.9倍違う

月額だけを見ると屋外型が安く見えます。しかし初期費用まで入れると差は縮みます。3タイプを1年の総額で並べました。

スクロールできます
タイプ条件1年の総額実質月額
宅配型minikura HAKO 10箱(月320円×10)38,400円3,200円
屋外型スペースプラス 月額3,000円41,000円3,417円
屋内型キュラーズ 月額8,000円98,970円8,248円
屋内型ハローストレージ 月額8,000円149,140円12,428円
当サイトによる試算(2026年8月19日時点の各社公式の条件による)。月初契約・1年ちょうどで計算。スペースプラスは当月+翌月分の賃料と事務手数料(賃料1ヶ月分・下限5,000円)を含みます。キュラーズは事務手数料・保証金・管理費が0円でセキュリティカード代2,970円(税込)のみ。ハローストレージは管理費・事務手数料・鍵代・登録料・安心保証パック・更新料を含みます。宅配型は1年時点で取り出さない場合の保管料のみです。

この表から言えることは2つです。

  • 段ボール10箱ぶんの荷物なら、宅配型と屋外型は1年の総額でほぼ並びます(38,400円と41,000円)。屋外型を選ぶ理由は「安さ」では説明できません
  • 同じ屋内型でも、キュラーズとハローストレージで50,170円の差が出ます。月額は同じ8,000円でも、入口と出口にかかる費用の構造が違うためです

タイプ別の料金シミュレーション

上は月額3,000円と8,000円の例です。検討している部屋の月額と期間を入れると、初期費用まで含めた総額がその場で計算できます。

どれを選べばいいか決まっていないなら、先に絞り込めます。最短2問で、当サイトが検証した条件にもとづいて1社まで絞ります。

最短2問

あなたに合う1社が分かります

預けたいものは、段ボールに入りますか?

料金と条件は2026年8月19日に各社公式サイトで確認した内容にもとづきます。 月額と設備の割合は、同日に当サイトが集計した東京23区の実測値です。 掲載している画面は比較・論評のための引用で、取得日は各画像に記載しています。 申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

シミュレーター

月額いくらの部屋を、何ヶ月借りる?

料金は2026年8月26日に各社公式サイトで確認した内容にもとづく試算です。 月初契約を前提に計算しています。実際の金額は物件・プランにより変わります。

初期費用の内訳を1項目ずつ見ておくと、どこを削れるかが分かります。

補償の内容はタイプごとにまったく違う

料金より先に確認すべきなのが補償です。同じ「トランクルーム」でも、標準で付くのか別料金なのか、上限がいくらなのかがまったく違います。

スクロールできます
サービス補償の扱い上限・条件
キュラーズ(屋内)火災保険・盗難保険付き。保険料は同社が全額負担公式に上限の記載なし
ハローストレージ(屋内・屋外)安心保証パック(月880円〜の別料金。毎月の請求に含まれる)解約時の室内清掃料13,200円が無料になる
ドッとあ〜るコンテナ(屋外)補償料 月500円火災・盗難のみ/単価20万円以下/上限30万円(10万円超は事前申告)
minikura(宅配型)標準で付帯1箱1万円。あんしんオプション(月55円/箱)で最大10万円まで
各社公式サイトより(2026年8月19日確認)。

キュラーズだけが「保険料は当社が全額負担」と明記しています。ハローストレージは同等の補償が月880円〜の別料金で、1年使えば10,560円以上になります。

宅配型は補償の上限が低い点に注意してください。minikuraは通常1箱1万円で、公式は地震・津波・大水・暴風雨・虫害を免責事由としています。高価なものを預ける場所ではありません

補償を重視するなら、保険料が利用者負担にならないキュラーズが確実です。

事務手数料・保証金・管理費・解約費は0円。実費はセキュリティカード代2,970円(税込)のみです。

補償の対象と上限を9社で並べた一覧は、こちらにまとめています。

レンタルボックス(屋外)が向く荷物と、選べない荷物

屋外型の価値は安さではなく、車を横付けできることと、汚れものを気にせず置けることです。

こんな人に向いている
タイヤ・工具・整備品。キャンプ用品やサーフボード、スキー・スノーボード。重くて自分では建物内に運べないもの。泥や油の付いたもの。

こんな人には向かない
衣類・布団・書籍・写真・電子機器・楽器。空調が無いため、温度と湿度の変化をそのまま受けます。屋外型の公式説明でも、これらは対象として挙げられていません。

屋外型を全国で運営している会社の実際の料金と空き状況は、別記事で実測しています。

屋外コンテナに置く前に、その物件が浸水想定区域かどうかも見ておいてください。浸水は約款で免責です。

屋外型で全国をカバーしているのはスペースプラスです。公式表記で全国450拠点以上あり、屋内型も同じサイトで探せます。

全国450拠点以上から探せます。鍵は郵送で、ネット申込なら利用開始まで3〜5営業日が目安です。

スペースプラス公式サイトのトップページ
出典: スペースプラス 公式サイト(2026年8月18日時点)

全国450拠点以上。鍵は郵送で、ネット申込なら利用開始まで3〜5営業日が目安です。

タイヤのように置き場所に困るものは、サービスごとの料金差がそのまま出ます。

トランクルーム(屋内)が向く荷物

キュラーズ公式サイトのトップページ
出典: キュラーズ 公式サイト(2026年8月18日時点)

屋内型は空調と補償にお金を払うタイプです。キュラーズは公式に「最新の空調システム」で「湿度は平均60%前後で管理」していると説明し、収納スペース内のセンサーで室温をリアルタイムに計測しているとしています。

空調

湿度は平均60%前後で管理。各ユニット間に空気の通り道を確保して循環

温度

収納スペース内のセンサーで室温をリアルタイムに計測。結露の原因となる急激な温度変化を防ぐ

セキュリティ

監視カメラ・スタッフによる巡回監視・建物入り口での入退館管理・利用中のフロアのみのエレベーター制限

契約時に、過去の利用者とは違う新しい鍵を渡す

保険

すべての収納スペースが火災保険・盗難保険付き。保険料はキュラーズが全額負担

出典:キュラーズ公式「キュラーズの特長」(2026年8月19日確認)

こんな人に向いている
衣類・布団・書籍・写真・楽器・電子機器。自宅から近い場所で頻繁に出し入れしたい人。補償を重視する人。

こんな人には向かない
月額をできるだけ抑えたい人(同じ広さなら屋外型のほうが安く済みます)。車を横付けして重い荷物を出し入れしたい人。近くに店舗が無い人。

屋内型は物件ごとに月額が違うため、相場の幅を知っておくと判断しやすくなります。

屋内型でも空調のある物件は全体の一部で、夏の設定は28度前後です。温度で選び分ける方法は別記事にまとめています。

段ボールに入るなら、宅配型が総額で並ぶ

冒頭の試算のとおり、10箱ぶんの荷物なら宅配型と屋外型は1年でほぼ同額です。そのうえ宅配型には、部屋タイプに無い利点があります。

初期費用も預け入れ送料も0円

契約しただけで数万円かかることがない。

審査が無い

部屋を借りる契約ではないため保証会社を挟まない。

解約の予告期間が無い

取り出せば終わる(最低保管期間は3ヶ月)

集荷に来てもらえる

車も台車も要らない。

弱点もはっきりしています。段ボールに入らないものは預けられず、補償の上限も1箱1万円です。取り出しのたびに送料がかかるため、頻繁に出し入れする用途にも向きません。

minikuraの1箱あたりの総額が預ける月数でどう動くかは、評判記事にあります。

1年以上預けたBOXは取り出し送料も0円になります。まず無料でBOXを取り寄せられます。

minikura(ミニクラ)公式サイトのトップページ
出典: minikura 公式サイト(2026年8月18日時点)

初期費用・BOX送料・預け入れ送料は0円。箱が届いてから詰めればOKです。

宅配型の2社は、月額よりも取り出し送料の条件で差がつきます。

よくある質問

レンタルボックスとトランクルームは何が違いますか?

レンタルボックスは屋外に置かれたコンテナ、トランクルームは建物内の区画を指すのが一般的です。決定的な差は空調と補償にあります。屋外コンテナはスペースプラスの公式表記で「断熱仕様で、通気孔も設置」とされていますが、空調はありません。屋内型はハローストレージが「空調設備やセキュリティ設備が充実」と案内しており、キュラーズは湿度を平均60%前後で管理していると公表しています。

屋外のレンタルボックスに衣類を預けても大丈夫ですか?

おすすめしません。屋外コンテナには空調が無く、各社の公式説明でも向く荷物として挙げられているのは整備品やレジャー用品などで、衣類は含まれていません。ハローストレージは屋外型を「キャンプ用品やゴルフ用品、法人様の工具・備品の収納に適しています」、屋内型を「季節ものの衣類や、使わなくなった家具家電、思い出の品」としています。

レンタルボックスのほうが安いのではないですか?

月額は安いですが、1年の総額では宅配型とほぼ並びます。スペースプラス月額3,000円の場合、当月と翌月分の賃料に事務手数料(賃料1ヶ月分・下限5,000円)が加わり、1年で41,000円です。一方でminikuraに段ボール10箱を預けると1年で38,400円になります。段ボールに入る荷物なら、屋外型を選ぶ理由は安さでは説明できません。

預けた荷物が壊れたら補償されますか?

タイプとサービスで大きく違います。キュラーズはすべての収納スペースが火災保険・盗難保険付きで、保険料は同社が全額負担すると明記しています。ハローストレージは安心保証パックが月880円〜の別料金です。ドッとあ〜るコンテナは火災・盗難のみで単価20万円以下・上限30万円。minikuraは通常1箱1万円で、あんしんオプション(月55円/箱)で最大10万円までです。

どちらも審査がありますか?

屋外型・屋内型はどちらも部屋を借りる契約なので審査があります。スペースプラスは賃料保証会社ジェイリースの審査を公式に明記し、加瀬のレンタルボックスも「当社及び、保証会社所定の審査を行います」としています。宅配型は物を預ける契約なので保証会社の審査がありません。

屋外型なら申し込んだ日から使えますか?

原則は使えません。屋外型は初期費用の入金を確認してから鍵を郵送する方式が共通です。加瀬のレンタルボックスは特定商取引法に基づく表記で入金確認後3営業日以内の発送と定めており、土日祝は休業です。スペースプラスはネット申込で3〜5営業日が目安(電話予約のうえ来社契約した場合のみ当日可)、ドッとあ〜るコンテナはWEB契約だと郵送で2日程(現地立ち会い契約の予定が組めれば当日可)です。

まとめ

先に「段ボールに入るか」で分け、次に空調が要るかで決めてください。月額の安さから入ると、補償と搬入の手間で後悔します。

この記事で確認した要点です。

  • レンタルボックスは屋外コンテナ、トランクルームは建物内の区画。屋外に空調は無く、断熱仕様と通気孔にとどまる
  • 衣類・書籍・電子機器は屋外に置けない。各社の公式説明でも対象に挙がっていない
  • 1年の総額は宅配型10箱38,400円/屋外型41,000円でほぼ並ぶ。屋外型の価値は安さではなく、車を横付けできることと汚れものを置けること
  • 補償はタイプで別物。キュラーズは保険料を同社が全額負担、ハローストレージは月880円〜の別料金、minikuraは1箱1万円
  • 屋外型・屋内型はどちらも審査あり・解約は申し出た月の翌月末。宅配型だけが審査も予告も無い

本記事の仕様と料金は2026年8月19日に各社公式サイトで確認したものです。内容は変更される場合がありますので、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

タイプが決まったら、次はサイズと場所の決め方です。

サービス単位で総額を比べたい場合は、こちらにまとめています。

屋外型の代表である加瀬のレンタルボックスは、料金の読み方に特有のくせがあります。

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この記事を書いた人

倉持 収のアバター 倉持 収 トランクルームガイド 運営者

トランクルームガイド運営者。自分の趣味の道具が部屋を占領したことをきっかけに外部の保管サービスを調べ始め、各社の初期費用・管理費・更新料・解約条件を公式サイトから1社ずつ表にまとめ直したのがこのサイトの始まりです。掲載する料金と契約条件はすべて各社の公式サイトを一次情報として確認し、記事に確認日を明記しています。使っていないサービスを使ったようには書きません。デメリットも省略せず、報酬額で順位を変えることもしません。

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