倉持 収– Author –
トランクルームガイド運営者。自分の趣味の道具が部屋を占領したことをきっかけに外部の保管サービスを調べ始め、各社の初期費用・管理費・更新料・解約条件を公式サイトから1社ずつ表にまとめ直したのがこのサイトの始まりです。掲載する料金と契約条件はすべて各社の公式サイトを一次情報として確認し、記事に確認日を明記しています。使っていないサービスを使ったようには書きません。デメリットも省略せず、報酬額で順位を変えることもしません。
-
選び方
トランクルームの空調|「空調あり」の意味と、夏に中が何度になるかの目安
トランクルームの「空調あり」は室温を一定に保つ意味ではありません。ハローストレージは空調のある物件でも「温度・湿度の管理は行っておりません」と明記し、屋内型は夏季28度前後で運転しています。公式の「外気温+5度前後」を気象庁の実測気温に当てると、東京の屋外コンテナは2026年夏に中が40℃以上の日が12日ありました。11サービスの公式表記と東京23区262物件の実測から、預ける物ごとの選び分けまで解説します。 -
選び方
トランクルームの地震|倒れた荷物は誰の責任か、揺れやすい土地の見分け方
トランクルームの荷物が地震で壊れたとき補償されるのかを、各サービスの契約約款で確かめました。ハローストレージ・加瀬・minikura・サマリーポケットの4サービスは、いずれも地震で壊れた荷物について責任を負わないと約款で定めており、公式で確認した範囲では、保険でも地震は対象外です。ハローストレージの東京23区262物件を東京都の地域危険度測定調査と照らし合わせると、屋外コンテナの58%が都でいちばん揺れやすい地盤にあり、足立区ではすべてがそうでした。借りる前に住所で確かめる手順まで解説します。 -
選び方
トランクルームの浸水|水害の補償と、その物件が浸かる場所かどうかの調べ方
トランクルームが浸水したとき荷物が補償されるのかを、各サービスの契約約款で確かめました。ハローストレージ・加瀬・minikura・サマリーポケットの4サービスは、いずれも洪水や高潮による損害について責任を負わないと約款で定めており、公式で確認した範囲では、保険で水災を対象と明記したサービスもありません。ハローストレージの東京23区262物件を国土交通省のハザードマップと照らし合わせると、屋外コンテナの86%が浸水想定区域にあり、足立・江戸川・葛飾の3区ではすべてがそうでした。借りる前に住所で確かめる手順まで解説します。 -
選び方
トランクルームの盗難|盗まれたときの責任と、借りる前に分かる防犯の範囲
トランクルームで荷物が盗まれたとき誰の責任になるのかを、各サービスの契約約款から条文つきで確かめました。部屋を借りるタイプは荷物を預かる契約ではなく、ハローストレージも加瀬も盗難を免責事由に明記しています。宅配型は免責に盗難が無く、minikuraは会社の側が無過失を証明する建て付けです。東京23区262物件の物件ページを全部見ても防犯設備の記載は0件で、公式に明記しているのはキュラーズだけでした。 -
選び方
トランクルームの滞納|荷物が処分されるまでの期間と余計にかかる費用
トランクルームの料金を滞納したときに何が起きるかを、各サービスが公開している契約約款から条文つきで整理しました。部屋タイプはハローストレージが1ヶ月、加瀬が2ヶ月分の滞納で催告なく解除でき、残った荷物は所有権を放棄したものとみなされます。宅配型は催告から3ヶ月を経過するまで処分できず、売却した代金の残りは返還されます。遅れた分の利率は年3%から年14.6%まで開き、本当に効くのは明渡しが終わるまでの損害金でした。 -
選び方
トランクルームの鍵|なくしたときの費用と持たずに済む選び方
トランクルームの鍵をなくしたら、自分で鍵屋を呼ばずに管理会社へ連絡します。5サービスの公式情報と約款では、鍵の作り直しに5,500円から11,000円、錠を切ったり替えたりすると16,500円かかり、加瀬は作り直しに1週間程度かかります。スペラボは暗証番号なので鍵をなくすこと自体が起きません。連絡するときに用意するものと、届くまでの日数まで整理しました。 -
保管場所
学生の荷物保管|留学と長期帰省で部屋を空けるときの選び方
留学や長期帰省で部屋を空ける学生向けに、荷物の預け方を整理しました。宅配型は審査がない代わりに支払いがクレジットカードに限られ、デビットカードは両社とも実質使えません。サマリーポケットは海外発行カードも不可なので、留学するなら出発前に決める必要があります。最低保管期間が3ヶ月なので、2ヶ月だけ預けても半年ぶんとほぼ同額になる点まで試算しました。 -
保管場所
遺品整理の一時保管|相続の期限と預け先を決める前の確認事項
遺品整理で急いで捨てる前に確かめることを、民法と各サービスの公式情報から整理しました。相続の判断期限は3ヶ月(民法915条)で、民法921条は「相続財産の処分」を単純承認とみなします。一時保管は期限を確保する手段になりますが、故人名義の契約を引き継ぐと初期費用がもう一度かかり、宅配型は遺骨・仏具・写真を断っているサービスがあります。 -
選び方
書類の保管|法定の保存期間と社外に出せるかの判断基準
帳簿や領収書の法定保存期間を国税庁と会社法から整理しました。法人は税法7年・会社法10年で、両方に従うなら10年です。そのうえでトランクルーム側の条件を確認すると、サマリーポケットと宅トラは「重要書類」を名指しで断っており、宅配型は使えません。国税庁が個人事業者の保存場所を「住所地や事業所などの所在地」と書いている点まで扱っています。 -
選び方
トランクルームに預けられないもの|サービスごとに違う禁止品と確認事項
トランクルームに預けられないものを6サービスの約款とよくある質問から集めました。共通して断られるのは危険物・生き物・貴重品・異臭や腐るものの4つで、サマリーポケットはリチウム電池の内蔵品、宅トラは人形やレコード、ストレージ王は時価50万円を超えるものを断っています。禁止収納物が補償の免責事由になることまで整理しました。
