布団の保管サービス|宅配型が損になる枚数の分かれ目を解説

布団の保管サービス|最安は枚数で変わる。分かれ目は2枚

布団の保管は、他の荷物と料金の効き方が違います。宅配型のBOXに、布団は1枚しか入らないからです。

衣類なら1箱に10着入るので箱代が薄まりますが、布団はそうなりません。この記事では各サービスの公式料金(2026年8月19日確認)から、1シーズン(6ヶ月)預けたときの総額を枚数ごとに計算しました。答えは2枚で入れ替わります。

結論

掛布団1枚だけならminikuraです。MONOプランのラージBOX(月640円)に布団クリーニング4,400円を付けて、6ヶ月で9,560円。専門のパックより2,155円安く済みます。

2枚以上ならカジタク(イオン)のパックです。3点パック(保管付き)が20,405円で、同じ3枚をminikuraに預けるより8,275円安い計算です。

毛布だけは逆です。ラージBOXに約3枚入るので、3枚までならminikuraが555円安くなります。

クリーニングを自分でやるなら、保管だけが最安です。HAKOプランのラージBOXなら6ヶ月4,440円。カジタクに「保管だけ」はありません。

布団1枚ならこちら。BOXの取り寄せと預け入れの送料は0円で、届いた箱に詰めて集荷を待つだけです。

minikura(ミニクラ)公式サイトのトップページ
出典: minikura 公式サイト(2026年8月18日時点)

初期費用・BOX送料・預け入れ送料は0円。箱が届いてから詰めればOKです。

目次

布団は「1箱に1枚」しか入らない

まず、なぜ布団だけ料金の効き方が違うのかを押さえます。minikuraの公式が、ラージBOXに入る量を具体的に書いています。

ラージBOXの目安

公式は「アウターなら約20枚、布団なら1枚、毛布なら約3枚入ります」としています。大きさはW68×D45×H38cm、25kg以内です。

だから箱代が薄まらない

衣類は1箱に10〜20着入るので、1着あたりの箱代は数十円まで下がります。布団は1枚で1箱を使い切るので、箱代がまるごと1枚ぶんの負担になります。

専門のパックは逆に薄まる

布団クリーニングの専門サービスは「何点まで」のパック料金です。枚数が増えるほど1枚あたりが下がるので、枚数が増えるとどこかで必ず逆転します。

この構造を頭に入れたうえで、実際の金額を見ていきます。

掛布団の総額は、2枚からカジタクが安くなる

オフシーズンの6ヶ月、クリーニングと取り出し送料まで入れて計算しました。

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掛布団の枚数minikura(MONOラージ+クリーニング)サマリーポケット(スタンダードラージ+クリーニング)カジタク(保管付きパック)
1枚9,560円9,890円11,715円
2枚19,120円19,780円14,795円
3枚28,680円29,670円20,405円
当サイトによる試算(2026年8月19日時点の各サービス公式料金による)。6ヶ月ぶんの総額。minikuraは月640円×6ヶ月+布団クリーニング4,400円+ラージBOX取り出し1,320円を枚数分。サマリーポケットは月695円×6ヶ月+布団クリーニング4,400円+取り出し1,320円を枚数分。カジタクは1点/2点/3点パックの保管付き価格(往復送料込み・最長9カ月保管)です。

1枚あたりに直すと、構造の違いがそのまま出ます。

スクロールできます
掛布団の枚数minikura 1枚あたりカジタク 1枚あたり差
1枚9,560円11,715円minikuraが2,155円安い
2枚9,560円7,398円カジタクが4,325円安い
3枚9,560円6,802円カジタクが8,275円安い
上の総額を枚数で割ったもの。当サイトによる試算(2026年8月19日時点)。

この2つの表から読み取れることです。

minikuraは1枚あたり9,560円のまま動かない

1枚=1箱なので、枚数が増えても単価が下がりません。

カジタクは枚数が増えるほど下がる

1枚11,715円が3枚では6,802円になります。

分かれ目は2枚

家族ぶんをまとめて出すなら専門のパック、1枚だけなら宅配型です。

掛布団を2枚以上まとめて出すなら、パック料金のほうが安くなります。

往復送料込み。保管付きは+1,155円で最長9カ月です。枕・座布団は取り扱いがありません。

毛布は3枚までなら宅配型が安い

毛布は1箱に約3枚入ります。一方カジタクは「毛布は3枚で1点カウント」と定めています。同じ条件で並べると、逆転する枚数が変わります。

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毛布の枚数minikura(MONOラージ+クリーニング)カジタク(保管付きパック)安いのは
3枚11,160円(1箱)11,715円(1点パック)minikuraが555円安い
6枚22,320円(2箱)14,795円(2点パック)カジタクが7,525円安い
9枚33,480円(3箱)20,405円(3点パック)カジタクが13,075円安い
当サイトによる試算(2026年8月19日時点の各サービス公式料金による)。6ヶ月ぶんの総額。minikuraは毛布のクリーニングが2,000円/点、1箱に約3枚入る前提。カジタクは毛布3枚で1点としてカウントされます。

掛布団と毛布では答えが違う、ということです。掛布団は2枚から、毛布は6枚からパックが安くなります。手持ちの枚数を数えてから決めてください。

クリーニングを自分でやるなら、保管だけがいちばん安い

天日干しやコインランドリーで自分で処理するなら、預けるのは保管だけで済みます。この使い方には、カジタクのようなパック型は対応していません。

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預け先6ヶ月の総額(布団1枚)内訳
minikura HAKOプラン ラージBOX4,440円月520円×6ヶ月+取り出し1,320円
サマリーポケット エコノミー ラージ4,890円月595円×6ヶ月+取り出し1,320円
カジタク—クリーニングとセットのみ。保管だけの申し込みはできない
当サイトによる試算(2026年8月19日時点の各サービス公式料金による)。

預ける期間には、総額が下がる谷があります。最低保管期間と取り出し送料の効き方が、月数によって変わるためです。

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預けた期間minikura HAKOラージ 1箱の総額読み方
1〜3ヶ月3,860円早期取り出し料金があるため、いつ出しても同額
4ヶ月3,400円早期料金が消えて保管料もまだ少ない。最安
6ヶ月4,440円オフシーズンをひとまたぎする標準的な使い方
10ヶ月6,520円—
11ヶ月7,040円12ヶ月まで待つほうが800円安い
12ヶ月6,240円1年以上預けた箱は取り出し送料が0円になる
当サイトによる試算(2026年8月19日時点の公式料金による)。ラージBOX1箱=布団1枚。3ヶ月未満の取り出しは保管料相当額+手数料980円が加わります。13カ月目からは長期割でラージ1箱480円になりますが、この表は12ヶ月までなので影響しません。

布団を預ける料金シミュレーション

ラージBOXの単価で計算します。布団の枚数(=箱数)と預ける月数を動かしてください(保管だけの金額で、クリーニング代は含みません)。

シミュレーター

ラージBOX何箱を、何ヶ月預ける?

料金は2026年8月26日に各サービスの公式サイトで確認した内容にもとづく試算です。 最低保管期間(3ヶ月)の早期取り出し料金と取り出し送料を含めています。 ラージBOX(minikura W68×D45×H38cm・25kg以内)の単価で計算しています。 目安は布団1枚、または毛布約3枚です。

自分で干してから預けるなら、これがいちばん安く済みます。

ラージBOXはW68×D45×H38cm・25kg以内。目安は布団1枚、毛布なら約3枚です。

クレジットカードを持っていない場合はサマリーポケットになります。minikuraの支払いはクレジットカードのみですが、サマリーポケットはPayPal経由の口座振替が使えます。

支払い方法で選ぶならこちら。ラージボックスは月595円からです。

サマリーポケット公式サイトのトップページ
出典: サマリーポケット 公式サイト(2026年8月18日時点)

預け入れ送料は0円。ラージボックスの取り出しは1箱1,320円です(レギュラーは1,100円)。

宅配型2サービスの違いは、最低保管期間と取り出し送料にはっきり出ます。

申し込む前に知っておきたい、料金表に出てこない条件

布団は特有の制約があります。公式ヘルプにしか書かれていないものを集めました。

STEP
クリーニングを頼むと、圧縮されて返ってくる

minikuraは「高温乾燥処理により、ダニや細菌を死滅させ、さらに真空圧縮させてから保管することで、衛生的に長期保存が可能になりました。取り出し時も圧縮したままお届けいたします」としています。サマリーポケットも「クリーニング完了後は、専用の圧縮袋に入れて保管します。取り出し時も圧縮したままお届けいたします」です。ふっくらしたまま返してほしいなら、カジタクを選ぶか、保管だけにしてください。なお毛布・敷きパッド・枕は両社とも圧縮されません。

STEP
枕はカジタクでは洗えない

カジタクは枕と座布団をクリーニングできないもの(補償対象外品)に挙げています。minikuraは枕2,000円/点、サマリーポケットは2,200円/点で扱いがあります。枕も一緒に洗いたいなら宅配型です。

STEP
洗えない寝具は3サービスともほぼ同じ

マットレス、低反発素材、ノンキルト(接着剤でとめられた)商品、電気毛布、ムートン、破れ・穴のあるものは3サービスとも取り扱いがありません。とくにminikuraとサマリーポケットの対象外リストは、一言一句そろっていました(マットレス/低反発素材の枕/そばがら枕/クッション/座布団/絨毯/寝袋/シルク/ムートン/ビーズ/破れ・穴/濡れているもの/電気毛布/ノンキルト)。

STEP
カバーは外して預ける

minikuraは「シーツ、布団カバーは外した状態でお預けください」とし、付いたままだと1,100円/点が加算されます。サマリーポケットも同様で、シーツ・布団カバー1,100円/枚、枕カバー880円/枚です。こちらで外して単体料金にすることはできないと明記されています。

STEP
出す時期で待ち時間が変わる

カジタクの公式FAQは「集荷日が5/1〜8/31の場合は、最短で4週間(28日)後の返却日指定となります」としています(通常は最短12日)。minikuraはクリーニング完了の目安が約3週間で、その間は取り出しの申し込みができません。使う予定から逆算して出してください。

STEP
濡れたまま入れない

3サービスとも「濡れているもの」を対象外にしています。ハローストレージの契約約款 第13条も「カビやサビが発生しやすいもの、水分を含んだもの」を禁止収納物に挙げています。湿気を含んだまま詰めると、保管環境が良くてもカビます。晴れた日に干して、完全に冷めてから箱に入れてください。

衣類も同じ宅配型で預けられますが、こちらは1箱に何着入るかで答えが変わります。

サマリーポケットのエコノミープランの取り出し制限は、評判記事で確認できます。

布団は湿気に弱いので、預け先が湿度を管理しているかを先に確かめてください。

トランクルームに布団を預けるか

布団だけのために部屋を借りる理由は、ほぼありません。当サイトが実測した数字で確かめます。

東京23区のハローストレージ掲載物件63件を集計したところ、屋内型の最小室は月額6,350円前後でした。minikuraのHAKOラージは月520円なので、12枚(12箱)で6,240円とほぼ並び、13枚で6,760円と逆転します。分岐点はおよそ12枚です。

布団を12枚しまう家庭はまれです。部屋を借りるのは、来客用の布団に加えて衣装ケースや季節家電も置きたい場合に限られます。

屋内型でも空調があるとは限らない

同じ実測で、屋内型22件のうち「空調有」の掲示があったのは16件=73%でした。4件に1件は屋内型でも空調の記載がありません。布団は湿気に弱いので、物件ページで必ず確認してください。

屋外型は23区では高いうえに空調が無い

同じ実測で、屋外型の最小室は月額10,100円前後。屋内型の6,350円より高いのに空調がありません。布団を屋外コンテナに入れるのは避けてください。

こんな人に向いている
布団以外の家財もまとめて預けたい人。衣装ケース、季節家電、こたつなどを一緒に置くなら部屋のほうが1箇所で済みます。空調有の屋内型を選んでください。

こんな人には向かない
預けるのが布団だけの人。12枚に届かないなら宅配型のほうが安く、クリーニングまで一緒に頼めます。屋外型は布団には向きません。

ハローストレージの屋内型の最小区画の料金と設備は、評判記事で確認できます。

家財ごと預けるなら屋内型を。郵便番号を入れると近くの空き物件と月額、空調の有無まで確認できます。

ハローストレージ公式サイトのトップページ
出典: ハローストレージ 公式サイト(2026年8月18日時点)

郵便番号を入れるだけで空室と月額が確認できます。WEB申込で初期費用が割引されます。

23区の月額を63件集計した結果はこちらです。

よくある質問

布団の保管はどこがいちばん安いですか?

枚数で変わります。クリーニング込みで6ヶ月預ける前提だと、掛布団1枚ならminikuraが9,560円で最安、2枚以上はカジタクのパックが安くなります。3枚だとカジタクが20,405円、minikuraが28,680円で8,275円の差です。毛布は1箱に約3枚入るため、3枚まではminikuraが555円安く、6枚以上はカジタクが安くなります。

宅配型のBOXに布団は何枚入りますか?

minikuraのラージBOX(W68×D45×H38cm・25kg以内)なら、布団は1枚です(公式「アウターなら約20枚、布団なら1枚、毛布なら約3枚入ります」)。布団は1枚で1箱を使い切るため、衣類のように箱代が薄まりません。これが枚数によって最適な預け先が変わる理由です。

クリーニングだけ自分でやって、保管だけ頼めますか?

できます。minikuraのHAKOプラン ラージBOXなら6ヶ月で4,440円(月520円×6ヶ月+取り出し送料1,320円)、サマリーポケットのエコノミー ラージなら4,890円です。カジタクはクリーニングとセットのパック料金のみで、保管だけの申し込みはできません。なお最安は4ヶ月で預けた場合の3,400円です。

預けた布団は圧縮されますか?

クリーニングを頼むと圧縮されます。minikuraは「真空圧縮させてから保管する」「取り出し時も圧縮したままお届けいたします」、サマリーポケットも「専用の圧縮袋に入れて保管します」としています。毛布・敷きパッド・枕は両社とも圧縮されません。ふっくらしたまま返してほしい場合は、カジタクを選ぶか、保管だけを頼んでください。

枕やマットレスも預けられますか?

枕はminikura(2,000円/点)とサマリーポケット(2,200円/点)でクリーニングできますが、カジタクは枕と座布団を取り扱っていません。マットレス、低反発素材、ノンキルト商品、電気毛布、ムートン、破れ・穴のあるものは3サービスとも対象外です。またシーツや布団カバーは外して預ける必要があり、付いたままだと1,100円/枚が加算されます。

布団を何枚から借りるとトランクルームのほうが安いですか?

およそ12枚です。当サイトが実測した東京23区の屋内型の最小室は月額6,350円前後で、minikuraのHAKOラージは月520円。12箱で6,240円とほぼ並び、13箱で6,760円と逆転します。ただし屋内型22件のうち「空調有」の掲示があったのは73%で、屋外型は23区の実測で10,100円と屋内型より高いうえ空調がないため布団には向きません。

まとめ

枚数を数えてから選んでください。

この記事で計算した要点です。

  • ラージBOXに入るのは布団1枚、毛布なら約3枚(minikura公式)。布団は箱代が薄まらない
  • 掛布団は1枚ならminikura(9,560円)、2枚以上はカジタク(3枚で8,275円の差)
  • 毛布は3枚までminikura、6枚以上はカジタク
  • 保管だけなら6ヶ月4,440円。最安は4ヶ月の3,400円で、11ヶ月で出すより12ヶ月待つほうが800円安い
  • クリーニングを頼むと圧縮されて返る。ふっくら返してほしいなら保管だけにする

本記事の料金は2026年8月19日に各サービス公式サイトとヘルプセンターで確認し、トランクルームの月額と設備の割合は同日に当サイトが集計した東京23区の実測値です(掲載物件63件・設備は有効59件)。カジタクの防ダニ加工は同日時点で無料キャンペーン中です(通常は1枚あたり1,155円。パック価格は加工の有無で変わりません)。内容は変更される場合がありますので、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

サービス全体を1年の総額で比べるなら、こちらにまとめています。

空調の実測値と、家具・家電を預けるときの条件はこちらで詳しく扱っています。

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この記事を書いた人

倉持 収のアバター 倉持 収 トランクルームガイド 運営者

トランクルームガイド運営者。自分の趣味の道具が部屋を占領したことをきっかけに外部の保管サービスを調べ始め、各社の初期費用・管理費・更新料・解約条件を公式サイトから1社ずつ表にまとめ直したのがこのサイトの始まりです。掲載する料金と契約条件はすべて各社の公式サイトを一次情報として確認し、記事に確認日を明記しています。使っていないサービスを使ったようには書きません。デメリットも省略せず、報酬額で順位を変えることもしません。

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