「名前が違うだけでしょ?」と安易に選ぶと、半年後にカビだらけの服を見て泣くことになります。
両者は名前が似ていても、「保管環境(温度・湿度)」と「法的な守られ方(契約)」において、全く異なるサービスです。
この記事では、2025年12月時点の市場実態に基づき、「あなたの荷物を守るために選ぶべき正解」を、リスクと根拠を交えて解説します。
【比較表】料金・環境・セキュリティの決定的な差
まずは、両者が物理的・法的にどう違うのか、数値と仕様で比較します。
最大の違いは「空調の有無」と「契約形態(責任の所在)」です。
| 比較項目 | レンタルボックス(屋外コンテナ型) | トランクルーム(屋内ビル型) |
| 構造 | 鉄製コンテナ (断熱材はあるが外気の影響大) | 鉄筋コンクリート (マンション同等) |
| 温度 | 夏場は50〜60℃超 (※直射日光下の場合) | 20〜25℃ 前後 (※空調完備物件の場合) |
| 湿度 | 外気と同じ (梅雨時期は70%超) | 60%以下 を維持 (※空調完備物件の場合) |
| セキュリティ | 南京錠のみ (破壊・盗難リスクあり) | 入退館管理・防犯カメラ (スタッフ常駐の場合もあり) |
| 搬入経路 | 車の横付け可 (0分) | 台車+エレベーター (5〜10分) |
| 料金相場 | 3,000円〜 / 1.5畳 | 8,000円〜 / 1畳 |
| 契約形態 | 賃貸借契約 (場所貸し=原則自己責任) | 賃貸借 または 寄託契約 (※業者により異なる) |
契約形態の注意点:
屋内型であっても、キュラーズやハローストレージ等は「場所を貸す(賃貸借)」契約が基本です。ただし、屋外型と違って「火災・盗難保険」が自動付帯されているケースが多く、実質的な補償は手厚くなっています。
レンタルボックス(屋外)を選ぶべき荷物と理由
「汚れてもいい」「熱に強い」「重い」ものが対象です。
最適なアイテム:タイヤ、キャンプ用品、スキー板
- 理由①(搬入): タイヤ4本や大型テントを、台車に乗せてエレベーターで運ぶのは重労働です。車を横付けできる屋外型が圧倒的に楽です。
- 理由②(汚れ・臭い): 泥のついたテントやゴム臭のするタイヤは、屋内型では「他利用者への迷惑」として規約で保管を断られるケースがあります。
- 理由③(耐熱性): これらのアイテムは、ある程度の温度変化に耐えられる設計になっています。
【注意】絶対に預けてはいけないもの
- 家電・PC: 基盤が熱で故障します。
- 衣類・布団: 湿気でカビが発生し、ダニの温床になります。
1. 加瀬のレンタルボックス
特徴: 業界最安値クラス。Web契約なら最短10分で利用可能です。
2. ハローストレージ
特徴: 物件数No.1。地方エリアでも自宅近くで見つかりやすいのがメリットです。
トランクルーム(屋内)を選ぶべき荷物と理由
「カビ・熱・虫から守りたい」デリケートなものが対象です。
最適なアイテム:衣類、書籍、アルバム、家電、五月人形
- 理由①(カビ対策): カビは「湿度60%以上・温度25℃以上」で繁殖します。空調完備の屋内型なら、この条件を回避できます。
- 理由②(劣化防止): 紙や写真は、高温多湿で黄ばみや貼り付き(劣化)を起こします。長期保管するなら定温環境が必須です。
- 理由③(セキュリティ): 資産価値のあるコレクションやブランド品は、南京錠一つの屋外では盗難リスクが高すぎます。
【注意】屋内型のデメリット
- 料金: 管理費や空調代が含まれるため、屋外型の1.5倍〜2倍の相場になります。
- 手間: 車から降りて台車で運ぶ手間がかかります。
1. キュラーズ(Quraz)
特徴: 全館空調・スタッフ常駐。セキュリティと環境は業界トップクラスです。
2. スペラボ(Spelab)
特徴: 都心部の新築物件がメイン。全店スマートロック完備で使い勝手が抜群です。
【第三の選択肢】格安の「宅配型」という裏技
「服や本を預けたいが、屋内型は高すぎる」
そう感じた場合、「宅配型(配送タイプ)」が最適解になります。
宅配型を選ぶべき理由
- 環境は「屋内」以上: 大手倉庫会社(寺田倉庫など)の空調完備倉庫で保管されるため、環境は屋内型トランクルームと同等かそれ以上です。
- 料金は「屋外」以下: 自分でスペースを借りるわけではないため、月額300円〜という格安料金で利用できます。
向いている人
- 車を持っていない人。
- 季節外れの服や、めったに読まない本を預けたい人。
サマリーポケット
特徴: 月額330円からの格安保管。スマホ一つで集荷・取り出しが完結します。
まとめ:料金の安さだけで選ぶと「台無し」になる
トランクルーム選びで最も重要なのは、料金ではなく「荷物の耐性」です。
- 熱・湿気に強く、重いモノ(タイヤ等)
- 屋外(加瀬のレンタルボックス・ハローストレージ)で安く・楽に保管する。
- カビ・熱に弱く、大切なモノ(服・本等)
- 屋内(キュラーズ・スペラボ)でお金をかけて守る。
- 少量で、安く安全に守りたい
- 宅配(サマリーポケット)に送る。
この基準を無視して「安いから屋外」を選ぶと、大切な荷物がカビや劣化で使えなくなるリスクがあります。
預けるモノに合わせて、正しいサービスを選んでください。
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レンタルボックスとトランクルームの違いに関するよくある質問(FAQ)
Q. レンタルボックスとトランクルーム、カビ発生リスクの「違い」は?
A. 圧倒的に「屋外レンタルボックス」の方がカビやすいです。
屋外型は外気の影響を直接受けるため、梅雨時期の湿度が70%を超え、カビの温床になります。衣類や布団を預ける場合は、空調完備の「屋内トランクルーム」を選ぶのがカビ対策の鉄則です。
Q. レンタルボックスとトランクルーム、料金相場の「違い」は?
A. 屋外型は、屋内型の「半額〜7割」程度と安いです。
目安として、屋外型が1.5畳で月額3,000円〜であるのに対し、屋内型は1畳で月額8,000円〜が相場です。「環境の良さ」にお金を払うか、「安さ」を取るかで判断してください。